イライラしてダイエットどころじゃない!
そんな日もあるかもしれません。イライラしたとき、「カルシウム足りてないんじゃない?」なんて言ったりしますよね?
カルシウムを補えばイライラが解消されるのでしょうか?
カルシウムがイライラを解消!?
確かに、カルシウムには脳神経の興奮を抑えるはたらきがあります。
血液中のカルシウム濃度が低下することによって、脳神経が興奮してイライラを感じる場合があるんです。
でも、私たちの身体は、血液中のカルシウム濃度を常に一定に保つようにできています。
血液中のカルシウムが不足した時には、骨に蓄えられているカルシウムが溶けだして、不足しているカルシウムを補う仕組みになっているのです。
つまり、食べ物や飲み物からのカルシウムが不足したとしても、すぐに血液中のカルシウム濃度が低下するわけではなく、直接的にイライラにつながることもないのです。
意外な真実ですよね。
とは言え、カルシウムの摂取量が少なければ、結果的に骨に蓄えられているカルシウムが減ってしまいます。
カルシウムを多く含む食べ物を積極手に食べることは、やはり大切です。
アイスクリームで摂る!カルシウムのはたらき
カルシウムは骨や歯をつくっている栄養素で、体重の1~2%の重さで体内に存在しています。
体内のカルシウムは99%は骨と歯に、1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。
この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経のはたらきや筋肉運動など生命の維持や活動に重要な役割をになっています。
このためにカルシウムはいつも骨に蓄えられているのです。
身体にとって重要な働きをもつカルシウムですが、体内ではつくることができず、食品から摂るしかありません。
カルシウムを含む食品は、乳製品や小魚、小松菜などありますが、体内への吸収率が一番いいのは乳製品です。
アイスクリームだって乳腺品ですよね。アイスクリームでどれぐらいのカルシウムが補えると思いますか?
アイスクリームには、消化吸収のよいミルクカルシウムがたっぷりと含まれており、例えば、脂肪分8%のアイスクリーム100gで、日本人が1日で必要な量の約15%を摂ることができます。
100gで15%ですよ!すごくないですか!?
現代人が不足している栄養素のひとつが、実はカルシウムです。摂るべき量を摂れていない人がほとんどでしょう。
そんな栄養素の15%なんです。
今すぐにイライラを解消できなくても、長い目で見て、カルシウムをきちんと蓄えておくことが必要ですよね。
アイスクリームで不足している栄養素を補えるなんて、素敵だと思いませんか?
アイスクリームが幸せホルモンを分泌する
カルシウムが、すぐにイライラを解消してくれるわけではないことが分かりました。
では、イライラを解消するものは、本当は存在しないのでしょうか?
そんなことはありません。
実は、イライラ解消と深い関係があるのは、セロトニンという物質です。
セロトニンは、脳内の神経物質で、興奮を抑え精神のバランスを整える作用があるため「幸せホルモン」と呼ばれます。
セロトニンが不足するとイライラしたりストレスを感じやすくなることがわかっています。
セロトニンの原料となる「トリプトファン」は、乳製品や大豆製品、ナッツ類などに含まれています。
乳製品であるアイスクリームを摂ることで、幸せホルモンを分泌することにつながるというわけですね。
アイスクリームを食べると幸せな気分になれるのは、どうやらこういう仕組みなのかもしれません。
幸せな気分をキープしながらダイエットできれば、ダイエットだってうまくいきそうです。
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