最近、GI値という言葉をよく見かけるようになりましたよね。ダイエッターにとっては気になる言葉です。
アイスクリームは、甘いのが特徴のように糖分がたくさん入っていますが、GI値って高いのでしょうか?それとも低いのでしょうか?
そもそもGI値とは?
GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、炭水化物が体に吸収されるスピードを数値化したものです。
「低GI食品」がダイエットにいいと言われますが、GI値の数値が高いほど血糖値の上昇が激しく、低いほどゆるやかに血糖値が上がります。
では、どうして低GI値の食品、つまり、血糖値の上昇がゆるやかに上がる食品の方がダイエットにいいのでしょう?
それは、血糖値の上昇がゆるやかな方が、食べた食品のエネルギーが脂肪にかわりにくいからです。
アイスクリームのGI値は?高い?低い?
アイスクリームのイメージってどうでしょう?
食べると、とても甘くて幸せな気分にさせてくれますが、糖の吸収についてはとても早そうで、すぐに脂肪になってしまう・・・私はそう思っていました。が、実は・・・・。
実は、
アイスクリームのGI値は、65!
数値だけだといまいちピンとこないですよね。他の食品がどれくらいのGI値なのか、ちょっとピックアップして比較してみましょう。
アイスクリームのGI値は?ほかの食品と比較!
まず、日本人の主食のお米。お米のなかでも白く精製された精白米のGI値は81。高めですね。でも、それよりいも高いのが食パン。食パンのGI値は、なんと91なんです!太りやすい食品のひとつです。
ちなみに、玄米だと55、ライ麦パンだと58です。このGI値の低さ、玄米やライ麦パンがダイエッターに人気の理由のひとつです。
次に野菜をみてみましょう。じゃがいも90、にんじん80、とうもろこし70。とうもろこしは甘くて太りそうなイメージですが、意外な結果でした。
続いて果物。ブドウ50、りんご39、オレンジ31。果物はエネルギーの吸収スピードが早い加糖が多く含まれ太りやすいと言われますが、GI値を見ると低GIであることが分かります。
そして気になるお菓子。飴108、ドーナツ86、チョコレート86、ショートケーキ80、クッキー70。どうでしょうか?やはりお菓子はGI値は高いですね。
ということで、アイスクリームのGI値は、お菓子のなかでも低く、ご飯や食パン、じゃがいもなどよりも低GIであることがわかりますね。
アイスクリームを堂々と食べてもいいような気がしてきましたか?
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